キャンパス外で学ぶ「ハンズオン・ラーニング・プログラム(HoLP)」は、関西学院大学が推進している「ダブルチャレンジ制度」のひとつです。といっても、学外で学ぶことがなぜ良いのか、実際にどんな経験を通して学べるのかなどはご存知ない保護者の方も多いと思います。ここでは、主体的に社会の課題に取り組むことで、「Mastery for Serviceを体現する世界市民」になるための力を身につける「ハンズオン・ラーニング・プログラム」について詳しくご紹介します。
- ハンズオン・ラーニング・プログラムとは?
- 地域や企業と深く関わる体験の実例
ハンズオン・ラーニング・プログラムとは?
学生が主体的に社会の課題に向き合い、
問題発見能力・解決能力を養う教育プログラムのことです。
ここではハンズオン・ラーニング・プログラムについて詳しくご説明します。
学部の学び以外に、本プログラムに参加する意味は…
インターンシップやフィールドワークを通じて、文字どおり社会に“ハンズオン”します。企業や地域が抱える問題を本質的に捉え、その課題を解決する方法を考え、さらには実際に解決策を実行していくことで、現代社会が求める主体的な行動力や課題解決力といった力を養うことができます。
関西学院大学ならではの「ダブルチャレンジ」とは?
学生は所属学部の学びに加えて「インターナショナルプログラム」「ハンズオン・ラーニング・プログラム」「副専攻プログラム」のいずれかにチャレンジします。今後ますます激化すると予測されるグローバルな競争社会を生き抜くために欠かせない「主体性」「タフネス」「多様性への理解」「チャレンジ精神」などを育みます。
インターンシップ
岩手・石川
地域で活躍する企業・団体で実際の仕事を体験し、課題解決に挑む。
現地調査
兵庫県 篠山・今田
高齢化が進む地域でどんな問題が起こっているのかを調査。
広島県 江田島
戦争時の人々、社会を知り、平和について探究する。
課題解決
福島
フィールドワークを通して日本の原発・エネルギー問題を考える。
東京
企業の課題解決にチームで取り組み、社会で活躍するために必要な力について学ぶ。
大阪
阪急阪神ホールディングスに向けた次世代事業の提案をチームでまとめる。
アメリカ ロサンゼルス・
ベトナム ハノイ
ロサンゼルスやハノイの日系企業で働くチャンスも。
知りたいポイントを、さらに詳しく解説!
- プログラムはいつ行われますか?また、どれぐらいの期間行われますか?
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多くのプログラムは、夏休み・春休みの長期休暇中に実施され、期間は1泊2日~1週間程度となっています。
そのため、部活やサークルといった課外活動との両立もできますし、いくつかのプログラムをかけもちして、興味のある分野の学びを一気に深めたり、学びの幅を広げたりすることもできます。
ただし、一部のプログラム(ハンズオン・インターンシップ実習など)は約6週間かけての長期実習となります。
また授業実施期間中にフィールドワークを行うプログラムもありますのでご注意ください。
- 費用負担が気になっているのですが…。
- 実習にかかる宿泊費・交通費・食費等は原則自己負担です。ただし、研修や宿泊に公共施設を利用するなどして、なるべく学生の費用負担が抑えられるように配慮しています。詳細は各科目のシラバス等をご参照ください。
- 履修対象者は決まっていますか?
- 全学部・全学年対象ですので、どなたも積極的に履修してください(卒業見込みの学期には履修できない科目もあります)。
特に1・2年生は、本プログラムを履修することで実地調査の基本スキルや研究テーマのヒントを得て、その後のキャンパスでの学びの質やレベルを上げることが期待できるため、学生生活の早い段階での受講をお勧めします。
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