就職活動の「今」
就職活動のスケジュール
政府の指針
・3年生の3月1日から広報活動開始/4年生の6月1日から採用選考活動開始
実態
・3年生の夏ごろからインターンシップに参加(参加者を対象に早期選考を実施するケースも存在)
・3年生の秋ごろから説明会(企業によっては年内から随時選考開始)
全ての企業が政府の指針に沿った採用活動をしている訳ではありません。多様化・複雑化した採用活動に対応できるように、しっかりと準備する必要があります。「満足度の高い就職」を実現させるためには、書類選考・筆記試験・面接試験等の本選考対策だけでなく、その前段階の「自己分析」や「業界・企業研究」が極めて重要です。キャリアセンターでは自己分析も業界・企業研究も、講座やセミナー、個人面談等でサポートしています。
数字で見る関学生の就活(2023年度)
就職活動で家族に望むサポートは何ですか?(2023年度卒業生へのアンケート)
悪質なインターンシップや就活支援サービスに注意!
悪質な「長期/有給インターンシップ」に注意
SNSや口コミ、求人サイト等では悪質な「長期/有給インターンシップ」と称した募集(「モバイルプランナー」への勧誘等)も行われています。研修として長時間拘束されたり、やめようとしても簡単にやめられない等、悪質な活動を行う企業・団体もあります。
このような企業・団体に関わることで、大学生活に支障が出て、友人・知人を失う等のおそれもあり、既に複数の学生から相談を受けておりますので、十分に注意が必要です。
悪質な「長期/有給インターンシップ」の特徴
- 「営業のことを学べる」「圧倒的成長につながる」「就活で無双できる」といった誘い文句で勧誘する。
- 「某大手通信キャリアの内定者の先輩を紹介する」「大手通信キャリアでのインターンシップ」など、実態と異なる説明で勧誘を受ける。
- 給与が、実態としては「完全歩合制」で契約件数に応じて支払われる。
- 友人や後輩を紹介する、あるいは友人に携帯の機種変更をさせると昇給がある。ノルマもある。
- 合宿や研修名目で長時間拘束される、あるいは深夜時間帯まで拘束される。
- やめようとすると強く慰留されたり、複雑な条件を提示されたりする。
※学生の皆さんに対して注意喚起を徹底しておりますが、お子様やそのご友人等で、該当の学生がいらっしゃれば、本学のキャリアセンターにご相談するようお願い申し上げます。
悪質な「就活塾」に注意
SNSや口コミ、学内での勧誘活動を中心に「就活塾」の利用が広がっています。公式サイト等を通じて募集されているものや、友人からの紹介や勧誘でしか入塾できないもの等、様々な就活塾がありますが、中には入塾後に高額な料金の支払いを求められたり、内定している企業の辞退を迫られるといった、悪質なものも存在します。
悪質な「就活塾」の特徴
- 強引な勧誘があり、高額な料金が設定されている。
- 「人を見抜く力やトークスキルを養うため」という理由で、塾生の勧誘活動に参加させられる。
- 勧誘ノルマを達成できない場合に、メッセージや電話の督促が何度もくる。
- 特定の資料を閲覧するために、他の塾生の勧誘が必須条件となる。
- 「塾内の決め事を達成できない場合には内定を辞退する」といった同意書にサインさせられる。
「キャリアの関学」を支えるキャリアセンターの手厚いサポート
「ここまでやる!」関学の就職支援
キャリアセンターでは、多岐にわたるプログラムを実施していますが、「個の支援」を最も大切にしています。学生によって、動きたいと思うタイミングはそれぞれで、自分の志向や強みに気づく瞬間は様々です。一人一人の考え方、タイミングに寄り添う、きめ細かな支援を心掛けて全ての職員が対応に当たっています。
多彩なプログラム
これらは一例で、他にも多くのプログラムを実施しています。
就活の基礎から応用まですべてを学べる!
キャリアガイダンス
学年や専攻に合わせて、キャリアガイダンスを年間に複数回開催しています。就職活動の基礎から、インターンシップへの参加方法、応募書類の書き方、面接・筆記試験対策といった実践段階まで丁寧に解説しています。今年3月に学部2年生向けに実施したキャリアガイダンスには、オンデマンド配信の動画視聴も含めるとほぼ全ての学生が参加しました。
キャリア・就職についてなんでも相談できる!
個人面談
年間通じて多くの学生が利用しているNo.1サポートが、個人面談です。有資格者や人事担当経験者がキャリア・アドバイザーとして常駐しており、進路や就職活動の悩み、企業研究の方法やエントリーシートの相談など、幅広い相談に対応しています。また、オンライン面談も導入し、キャンパスに足を運ぶことなく個人面談を受けることができます。
関学生を採用したい企業に出会える!
学内企業セミナー
関学生の採用に積極的な企業・団体が参加するセミナーを開催しています。企業選択の幅を広げたり、新たな企業との出会いの場として活用することができます。毎年、数多くの学生がこのセミナーを内定獲得につなげています。
就活初心者でも安心!
就活のきほんシリーズ
自己PRや筆記試験、業界研究、就活で準備が必要な内容について、ワーク形式を中心とした講座を開催しています。参加者同士の交流を図ることで、学生一人ひとりがより多くの気づきを得ることを目的にしています。
理系学生支援も充実!
神戸三田キャンパス(KSC)におけるキャリア教育
神戸三田キャンパスでは文系・理系学生が参加可能なプログラムを数多く実施しています。
理系学生支援では、低年次から卒業後の進路を考えるための「キャリアガイダンス」、企業主催のワークショップ「BiZCLASS」、採用選考対策プログラム「技術面接対策講座」等を開催し、きめ細かなキャリア・就職支援を行っています。
未来を輝かせる“せんせい”になるために
西宮聖和キャンパス未来塾
教育・保育の現場で活躍できる力や素養を身につけるため、教育学部生を対象に「未来塾」というプログラムを実施しています。 このプログラムは1年生から参加可能です。現場での最新トピック等を理解し、実際に体験したり、参加者同士でディスカッションを行ったりします。学年を超えた学びの場を提供しています。
春学期の対面イベント紹介(抜粋)
学年やニーズに合わせて様々なキャリア・支援活動を行っています。
イベント・セミナー
インターン参加に向けた業界研究セミナー
夏のインターンシップに向けて業界・企業研究をテーマに大手人気企業の人事担当者にご登壇いただきました。業界・企業の動向、仕事内容、働き方、インターンシップの応募方法や実施スケジュールについて話を聞くことで、多様な業界・企業について視野を広げ、就職活動を具体的にイメージできる貴重な機会となりました。
[参加企業]
48社
shigoto☆trip
shigoto☆tripは、企業のオフィスや製造現場を実際に訪問し、働く社員との交流を通じて、学生が自らの将来について考えることを目的とした業界・企業・仕事研究に関する職場見学型のプログラムです。本格的な採用活動を控えた3年生だけでなく、これから自分のキャリアを考えていく低年次の学生にとっても、現場で働く社員の方々の姿や仕事内容を見学することは貴重な経験となりました。
[参加企業]
大林組、JR西日本、監査法人トーマツ
BiZCLASS
神戸三田キャンパスでは、企業・団体を招いてのワークショップ「BiZCLASS」を開催しています。本ワークショップでは、企業側が設定する課題に対して学生が解決策や新たな商品・サービスを提案し、最後に発表内容に対するフィードバックを受けます。BiZCLASSでの学びにより、学生は、自身の研究と仕事・社会の結びつきを実感するとともに、将来のキャリア・イメージを具体化させます。
[実施企業・団体(抜粋)]
アクセンチュア、イトーキ、住江織物、ソニーグループ、パナソニック、みなと銀行
インターンシップ
夏のKG枠仕事体験プログラム
(※産学協議会の分類「タイプ2」に相当)
関学生を対象に参加枠を設けていただいている仕事体験プログラムです。
企業・団体によっては、一般公募していないものや、特別に関学生対象のプログラムを実施しているものもあります。