K.G.最前線

国際教育・協力センター(CIEC)が提供する全学向けの国際教育について、コロナ禍における派遣状況、渡航に向けた準備、その他留学や国際交流に関する情報収集についてご紹介します。

TOPICS 1

コロナ禍の派遣状況

各国の入国制限措置・行動制限の情報、外務省が発出する感染症危険情報・海外安全情報、派遣先機関の受け入れ再開の有無等を考慮し、ワクチン接種の完了などを条件に、渡航時期にあわせてその都度、大学として渡航可否を判断しています。
(派遣者数は8月1日現在の予定)

短期留学(22年度夏季の派遣)

短期留学についてはコロナ禍以降しばらく派遣を見送っていましたが、22年度夏季(8~9月)に一部プログラムにおいて派遣を再開しました。全面再開ではありませんが、今後の短期留学においても順次派遣を予定しています。

対象プログラム 渡航時期 派遣者数
・外国語研修
・短期海外インターンシップ
・海外フィールドワーク
22年8~9月 203名
このほか、学部等が提供するプログラムで約80名の派遣を予定しています。

中長期留学(22年度春学期、秋学期の派遣)

中長期留学については、21年度秋学期より一定の条件下で再開しています。22年度秋学期以降の派遣についても一定条件下での派遣を継続予定です。

対象プログラム 渡航時期 派遣者数
交換留学・長期留学 22年度春派遣 27名
22年度秋派遣 124名
中期留学 22年度春派遣 96名
22年度秋派遣 183名
国際社会貢献活動 22年度春派遣 4名
22年度秋派遣 12名
国連ユースボランティア 22年度秋派遣 4名

TOPICS 2

オンラインプログラム

コロナ禍をきっかけに、海外に渡航せず日本国内で参加できるオンライン留学プログラムも複数開発しました。渡航型の留学プログラムに加え、オンラインプログラムの提供も続けています。

プログラム名 内容 ポイント
外国語研修 本学の海外協定大学が実施する数週間から1ヶ月程度の外国語集中学習のプログラムをオンラインで受講する。 ・オンラインであっても英語運用能力(特にスピーキング)の有意な伸びが検証されている。
・集中して外国語能力を伸ばしたい方におすすめ。
グローバルPBL* 企業などから提示される課題やテーマについて、海外の学生との議論や調査、分析を通じて、理解を深めるプログラム。 ・オンラインで海外の学生と協働する経験を積むことができ、実践的な学びの機会を得ることができる。
・外国語を「学ぶ」のではなく「使う」ため、実践的な外国語能力向上を目指す方におすすめ。

*Project Based Learningの略称。課題解決型の学習プログラム。

オンラインプログラムのメリット

  1. 渡航プログラムより安価に参加できる(プログラム費用のみ。奨学金(2万円)も支給。)
  2. 時間を有効活用できる(アルバイトや部活動との両立がしやすい)
  3. 治安の心配が不要(自宅から参加できる)

TOPICS 3

学内でできる国際交流

コロナ禍で受入が中止となっていましたが、2022年度秋学期からは200名近い交換学生が来日予定となっています。交換学生とともに学ぶ授業やキャンパスでの国際交流などのチャンスも今後どんどん増えていきますので、ぜひ積極的にCIEC開催のイベントや各種留学生とのパートナー制度にお申し込みください!

Pick Up

留学生バディ制度「KGバディーズ」

世界各国から受け入れる留学生にとっての、関西学院大学でのバディ(友人)になり、異文化交流を行いながら、留学生の新生活や日本語学習をサポートする制度です。1学期または1年間、日本語と現代日本について勉強するため海外協定大学から来日する「交換学生」と、4年間学部に所属し、学位取得を目指す「正規留学生」の留学生全員にバディを手配。年間およそ200~300名の日本人学生が参加しています。

こんな人におすすめ

・ 日本にいながら密度の濃い国際交流がしたい!
・ 留学生と友達になりたい!
・ 日本語学習支援に興味がある!
・ 留学生とお互いの文化について話してみたい!

詳しい内容はこちら

Pick Up

留学生や海外の学生と共に学ぶ科目

多文化共修科目

海外からの留学生とともに日本語で受講し、身近なテーマについてディスカッションやディベートなどを通じて協働学習を行います。これにより、異文化理解力と自文化の発信力を身につけ、グローバル社会に通用する能力を養うことが可能です。

総合日本学習科目

交換留学制度で海外協定大学から半年〜1年ほど来日する留学生を対象に、日本に関する経済や政治、文化や歴史などを英語で共に学ぶ科目です。留学生と一緒に机を並べて授業を受けることができるので、英語力を高められます。留学を終えた学生にも、留学する機会がない学生にもおすすめです。

CIEC提供科目についてはこちら

海外とのオンライン協働学習(COIL*)

コロナ禍において国内にいながら海外の学生とICTツールなどを用いてともに学ぶCOIL型科目を2020年度秋学期よりスタートしています!日本にいながら海外のトップレベルの学生とともに授業を受けることで疑似留学体験が可能です。
*COIL=Collaborative Online International Learningの略。オンラインで協働して行う国際教育のこと。

COIL型科目についてはこちら

TOPICS 4

情報収集

関西学院大学には、留学期間や行先、目的が異なる様々なタイプの留学があります。少しでも留学に興味・関心がある方は、CIECまでぜひお問い合わせください。

国際教育・協力センター(CIEC)とは?

CIECでは、関西学院大学が全学に向けて提供する留学プログラムや国際交流、留学準備、英語で学べる科目や交流イベントなど、様々な情報を集約して発信しています。「どこの情報にアクセスすれば良いか分からない」という方は、まずお手元のパソコンまたはスマートフォンからCIECのWebサイトをご覧ください。また、留学や国際交流について疑問・質問などがある場合は、お電話をいただくか、事務室までぜひお越しください。

西宮上ケ原キャンパス 神戸三田キャンパス
場所 G号館1階 8号館1階
開室時間* 8:50-11:30/12:30-16:50 9:00-11:30/12:30-17:00
電話番号 0798-54-6115 079-565-7625

※土日祝は閉室しています

留学アドバイザー

「プログラムが多すぎて選べない」「留学に参加するために何が必要?」など、学生のみなさんが抱える留学に関する様々な悩みごとを経験豊富な専門のアドバイザーが1対1の面談で解決します。CIECウェブサイトトップページの「相談窓口」またはこちらから相談希望日時を予約のうえ、ご利用ください。

CIEC LINE

コロナ禍で更新される情報や各種イベント及び募集説明会等の最新情報をお届けするため、2022年3月より新たにLINEでの情報発信も開始しました。毎週金曜日の13:00に、①CIECが直近1週間に更新した最新情報と②CIECスタッフが厳選したオススメトピック、以上2本立てで配信しています。開設からわずか1か月で登録者数は1000人を超え、在学生だけでなく保証人の方にもご登録いただいています。ぜひこの機会にご登録いただき、最新の情報をご覧ください。

ホストファミリー募集中!

~留学生と暮らす新しい生活“ホストファミリー”はじめませんか?~

関西学院大学では、留学生を家族として受け入れる“ホストファミリー”を募集しています。交換学生や短期プログラムの留学生を、約3週間~1年間家族の一員として受け入れ、お世話いただくご家庭を募集しています。国際交流に興味・関心をお持ちの方はこちらから詳細をご確認のうえぜひご登録ください。また、募集は本学学生のご家族に限定しておりませんので、そのような方がお知り合いにいらっしゃいましたらぜひご案内ください。

●受入条件

寝具・机・椅子・収納スペース・エアコン・インターネット(Wi-Fi)が利用可能な個室の提供
平日:2食(朝・晩)、土日祝日:3食(朝・昼・晩)の食事の提供
公共交通機関で西宮上ケ原キャンパスまで通学1時間程度のご家庭 ほか

●受入補助費

日額 2,300円

●お問い合わせ

関西学院大学レジデンスセンター(ホームステイ担当)
TEL: 0798-54-6113 Email: homestay@kwansei.ac.jp