「留学に興味はあるけど、実際に何をどう計画していけばいいの?」
国際体験には、そんな不安や疑問がいっぱい。
ここでは、初めての国際体験の検討に必要な情報をお伝えします。親子で読んで、一緒に考えるきっかけにしてください。
自分の目的に合わせて、
留学プログラムを見つけよう!
一口に「留学」と言っても、さまざまなプログラムがあり、そこで体験できることはそれぞれ大きく異なります。より充実した留学にするために、あなたの目的に合った留学を選んでください。
- 留学に挑戦しようと思ったら、どの程度の英語力が必要になりますか?
- 目安として中期留学に挑戦するには、TOEFL ITP®で一般的に420点以上のスコアが必要とされています。これを一つの基準としてお考えください。
TOEFL ITP®420点未満の人
本格的に海外の大学で学ぶにはまだ少し語学力が足りないため、短期留学プログラムがオススメです。
オススメ
- ・外国語研修
- ・海外フィールドワーク など
TOEFL ITP®420点~500点未満の人
日常生活の意思疎通が英語でできるあなたは、数ヵ月の留学でも充実した日々を過ごせるはず。
オススメ
- ・中期留学
- ・中期海外インターンシップ など
TOEFL ITP®500点以上の人
英語で意見交換ができるレベル。海外で専門分野を学んだり、国際活動に参加することができます。
オススメ
- ・交換留学
- ・長期留学(学部科目履修型)
- ・国際ボランティア
※自分のスコアがわからないという人は、まずはTOEFL ITP®のテストを受験してみましょう。
留学先では、英語力別にクラスが編成され、
自分の実力に合った環境で学ぶことができます。
現地の授業についていけなかったらどうしよう?と誰でも不安になると思いますが、外国語研修や中期留学などでは、基本的にはあなたの実力に合ったクラスで学ぶことができるので安心してください。現地で最初にプレイスメントテストを実施し、初級から上級までのクラス分けが行われます。英語力がほぼ同等レベルの世界の学生たちと学ぶので、いろいろな刺激を受けながらも、無理なく、着実に実力を伸ばしていくことができます。
※一部、レベル分けのないプログラムもあります。
興味を持った人はまず、学内の募集説明会に参加してください!
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情報収集が何よりも肝心です!興味のあるプログラムの説明会に参加しましょう。
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国際教育・協力センターのウェブサイトより出願手続きを行います。
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プログラムによっては書類選考や面接選考が行われます。
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事前研修を経て、出発です!
- 費用のことがやっぱり心配…。実際、いくらくらいかかるのかな?
- 例えば、約1ヵ月程度の外国語研修なら、一般的には生活費も含めて平均50〜60万円程度が必要です。
留学費用の目安
留学にかかる費用は、留学先の国・地域、留学期間、滞在施設、さらには個人のライフスタイルや生活パターンなどによって大きく変わりますので、一概には言えません。こちらに目安としての金額を示しますのでご参考にしてください。
交換留学など中長期の留学をめざす人は、[選考型]の奨学金も受けられます。
交換留学
- ・佐伯海外留学支援奨学金(2セメスター:100万円、1セメスター:50万円)
- ・交換留学奨学金(2セメスター:30万円、1セメスター:15万円)
- ・日本学生支援機構海外留学支援制度(協定派遣)奨学金(月額6〜10万円※、上限12ヵ月)
- ・その他、学外奨学金
ダブルディグリー留学奨学金
- (月額10万円、ただし留学先大学と本学の学費が相殺される場合は一人月額3万円とする※)
※大学院は月額7万円
長期留学(学部科目履修型)
- ・長期留学奨学金(2セメスター:50万円、1セメスター:25万円)
※派遣国・地域による
実践活動を含む全てのプログラム
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・トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム
毎年2回(7月、12月)に学内募集要項発表
①奨学金/月額6万円、12万円、16万円のいずれかを支給 ※留学地域、世帯収入によって决定
②留学準備金/アジア地域:15万円、アジア以外の地域:25万円
③授業料/支援期間が1年未満:30万円、支援期間が1年以上:60万円
- 英語に自信がないから留学はちょっと心配…。英語力をアップさせるために、何をすればいいですか?
- 英語試験のスコアを高めたい方は、TOEFL®、IELTSの無料対策講座やネイティブ教員による授業を受講してください。
無料TOEFL®TEST、IELTS TEST対策講座
TOEFL®、IELTS対策講座を無償で提供しています。TOEFL iBT®テストおよびIELTSは留学を希望する際に、大多数の海外の大学でスコアの提出が必要とされる英語能力試験です。1回あたりの受験料が2万円以上と高く、何度も気軽に受験することが難しいため、効果的なスコアアップをめざしたポイント解説セミナーを実施します。
英語インテンシブ・プログラム
英語をとことん勉強したい学生を対象にIntensive English Programを5~25名の少人数制で提供しています。英語を母語とするネイティブ講師がプログラム全ての授業を担当しており、オールイングリッシュの環境でさまざまなアクティビティを行います。また英語力別に5段階のレベルを設けており、自分の実力にあったクラスで「読む・聞く・話す・書く」の4技能を総合的に強化します。
- 学内で実践的な英語力を磨きたい方は、楽しみながら国際交流できるイベントや制度を利用してください。
コーヒーアワー
海外出身の教授・講師・研究員・留学生を迎えて、お茶を飲みながら自由にお話しするイベントです。関学生は誰でも無料で参加でき、気軽に国際交流できます。
留学生WEEK
皆さんに海外からやってきた留学生のことを知ってもらい、また留学生には日本の理解を深めてもらうために、毎年6月に交流イベントを開催しています。
GS Network
国際教育・協力センターが運営する国際交流型ピア・サポート団体です。主に、交換留学生の日本での生活のサポートを行います。ぜひ参加して貴重な体験を積んでください。
一足先に留学に挑戦した先輩の声を聞いてみよう!
Challenger's Voice
国際学部 2年 山下 夏実さん(留学当時)
交換留学(オーストラリア/シドニー大学)
2015年2月~11月
高校2年のときにフィリピンの国際交流に参加し、未知の世界に飛び込む面白さと思いを伝えきれないもどかしさを実感したことから大学での留学を決意しました。社会学やアジア学といった興味のある学問を現地の学生と共に学べる環境に魅力を感じ、数あるプログラムの中から交換留学を選びました。
留学先では、平日朝9時から2時間のレクチャーと1時間のチュートリアル(少人数制でディスカッション中心の授業)に出席し、昼食後は19時まで図書館で課題に取り組みました。帰宅後は時折開催される寮のイベントに参加し、共有スペースで予習復習を行った後、2時頃に就寝していました。休日は午前中に家事を済ませ、午後は友人との食事やダンスレッスン、パーティなどを楽しみました。
10ヵ月にわたる留学を通じて、目標の達成に向け諦めずに挑戦を続ける前向きな姿勢を身につけることができました。アカデミックな英語を学び、世界から見た日本について考察した経験が帰国後の研究テーマにも繋がりました。
留学当初は思いを直球で伝える文化や現地のコミュニティになかなか馴染めませんでしたが、悩む私に声をかけてくれた中国からの留学生との出会いが、偏見で相手を判断することの愚かさ、内面を見つめ人と誠実に向き合う大切さを教えてくれました。多様性豊かなオーストラリア特有の寛容的な価値観を学べたことは、彼らと育んだかけがえのない友情と共に、現在の私を支えてくれる宝物です。
本学の危機管理体制について
一人ひとりを安全に送り出し、無事に帰国してもらえるように。
事前の備えをしっかり
オリエンテーション
出発前に、トラブル回避、危機発生時の対応についてしっかりと指導し、最も大切な本人の心構えを促す。
緊急事態に備える
危機管理体制
危機発生時には、学長の下に緊急対策本部を設置し、プログラム提供部局と連携し迅速に対応。
トラブル時にサポート
サポートデスク
地で発生する個々のトラブルに対し、プロフェッショナルのサポートデスクが24時間365日対応。
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医療サポート
海外出身の教授・講師・研究員・留学生を迎えて、お茶を飲みながら自由にお話しするイベントです。関学生は誰でも無料で参加でき、気軽に国際交流できます。
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生活サポート
パスポートやクレジットカードの紛失・盗難で困っている、事故時の警察への手続きがわからない…。さまざまなトラブルの相談にお応えし、各種手続きの情報提供などを行っています。
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トラベルサポート
留学先で必要な日用品を買い揃えたい、日本に荷物を送りたい、観光情報を知りたいなど、事故の場合以外のさまざまな情報・案内、予約・手配のサポートもきめ細かく行っています。