KG Go Global From CIEC

関西学院大学では海外の大学・機関と協定締結し、様々な留学プログラムをご用意しています。外国語が得意な人も得意でない人も、ぴったりのプログラムを見つけて、「世界市民」への一歩を踏み出していただければと思います。

参加者数「TOP3」の留学プログラム

参加者が最も多い人気プログラムトップ3を、参加学生の体験談と共にご紹介します。

※2023年度プログラム参加者(2024年4月現在)

夏休み(8~9月)や春休み(2~3月)を利用して、海外の協定校で英語・中国語・朝鮮語・スペイン語などの言語を2~5週間で集中的に学習する短期の語学研修プログラムです。授業のない時期に渡航するため、クラブ活動やアルバイトなどで忙しく留学に行ける時間が限られている学生や、カリキュラム上、中長期の留学が難しい一部の理系学部や教育学部の学生などにもおすすめです。

参加学生の声(留学先:オーストラリア/アデレード大学)

授業では語学を学ぶだけではなく、街を歩きながら歴史や文化を学ぶ機会もありました。オーストラリアのビーチは世界的に美しいことで有名なので、実際に見られたことも素晴らしい体験でした。親切な方が多かったので、恐れずに話しかけることで研修をより良いものにでき、英語力に対して自信をもてるようになりました。

海外協定校の附属機関が実施する語学の集中学習と外国での実生活を組み合わせた約1学期間のプログラムです。言語運用能力の向上はもちろんのこと、留学先での経験を通して世界市民としての感覚を身につけることができます。(英語中期留学では帰国時にはTOEFL ITP®の点数で30点から50点程度のレベルアップを目標としています。)

参加学生の声(留学先:カナダ/マウント・アリソン大学)

現地では専属のConversation partnerが付いてくれ、交流することができます。私のConversation partnerはインド出身の優しい学生で、キャンパスで会うたびに毎回心配事がないか声を掛けてくれました。また、彼の趣味が筋トレなので、よくジムにも誘ってくれました。頻繁に交流することで、語学力が向上するのはもちろん、彼のおかげで充実した留学生活が送れました。

交換留学は、本学に在籍しながら、休学することなく協定大学へ1学期間または2学期間(1年間)留学できる制度です。協定大学の授業を受講し、専門知識や興味のある学問に関する知識を深めたり、海外の学生との交流を通して異文化理解を深めることを目的としています。TOP3のプログラムの中では最も難易度が高く、準備にも時間がかかりますが、約55か国・地域、約190校の質の高い協定校で、世界中から集まった優秀な学生と一緒に学び合える環境が整っています。

参加学生の声(留学先:オーストラリア/マードック大学)

留学中は、学んだことを定着させられるよう、授業前後も学修し、勉強に励みました。留学先で培った自己管理能力は、帰国後の生活にも役立っています。また、クラスメイトとランチを楽しんだり、イベントに参加したりすることで異文化に触れることもできました。数多くの新鮮な出来事を体験し、経験を学びに変える能力も身についたと感じます。

語学留学だけではない! 関学の様々な留学プログラム

留学と聞くと、「英語ができる人が参加するもの」、あるいは「英語を勉強するために英語圏の国に行くもの」と思われていないでしょうか。関西学院大学では、英語に自信がない方でも参加できる「語学留学ではない」留学プログラムも多数ご用意しています。ここでは、春休みに参加できる英語初中級者向け短期(10日間~1ヶ月間)のプログラムをご紹介いたします。

海外異文化体験セミナー(ハワイ)

現地の学生や人との交流を通して、異文化を理解し、異なる視点や価値観を得ることを目的とした海外初挑戦の方におすすめのプログラムです。引率者がいますので、安心してご参加いただけます。
ボランティアを通じて、実践英会話やハワイ独特の歴史や文化、アロハスピリットを学べます。
異文化交流の楽しさ、そして時には難しさを感じつつ、現在の自分の立ち位置や、将来を考える良いきっかけとなることでしょう。

海外フィールドワーク(ベトナム、マレーシア)

現地の学校や孤児院、商業施設などを訪問し、各訪問先でインタビューを行います。それらの調査を通じて、開発途上国の経済・歴史・教育・文化など、様々な視点でその国が抱える課題について考えます。通訳などのサポートをしてくれる本学協定校の学生と行動を共にするため、約10日間の短い期間ではありますが、とても親密な関係を築けるのもこのプログラムの魅力です。また、JICA出身の教員が引率するので、海外旅行が初めてでも安心して参加いただけます。将来国際ボランティアプログラムに参加を考える学生にも、強くおすすめしたいプログラムです。

短期海外インターンシップ(オーストラリア、ベトナム、アメリカ、マレーシア)

主に海外の日系企業で約3~4週間、就業体験(インターンシップ)ができるプログラムです。
現地企業で働く日本人や現地の方々と一緒に働くことを通じて、視野を広げ、多様性を感じながら「海外で働くこと」を学びます。日本でも多国籍企業が増えている昨今、グローバルな視点をもって仕事をすることが重要となる中、このプログラムでの経験は自分の将来やキャリア設計を考える際にも役立つことと思います。また、受入先は日系企業が多く、日本人社員も周りにいらっしゃいますので、将来海外で働いてみたいけれども今はまだ語学が苦手だという学生にもおすすめのプログラムです。

グローバルPBL(タイ)

担当教員による指導のもと、少数山岳民族を含む多文化共生地域である北部タイの国境地帯を訪れます。現地学生との交流を通じて、地域課題(経済格差、生活インフラや行政サービス、教育、環境保全等)やその取り組みについて知り、PBL*アプローチによる協働学習を行います。本プログラムは上智大学が主催し、上智大学の学生と共同学習を行います。
*PBL:「課題解決型学習」などと訳される勉強法で、学生が自ら課題を見つけ、その課題を解決するまでの過程で様々な知識を得ていく学習方法