Vol.1 関西学院大学 関学生協学生委員会
学生ならではの自由な発想と行動力で、
より充実したキャンパスライフをサポート
「関学生協」と「関学生」をつなぐ懸け橋として、多彩なイベント開催・情報発信を行う「関学生協学生委員会」

写真左から宗光さん、瀬田さん、森西さん
Profile

経済学部 2年
宗光 璃久さん

法学部 2年
瀬田 羽瑠恵さん

経済学部 1年
森西 真麻さん

関学生協学生委員会(KGGI)の活動について教えてください。
宗光KGGIは、関西学院大学生活協同組合(関学生協)を母体とする学生団体です。大学生協は、組合員である学生・教職員のキャンパスライフを多面的に支える組織。KGGIも「学生目線でより良い大学生活を考え・実現させる」ことを目標に、様々なイベント開催や情報発信に取り組んでいます。西宮上ケ原キャンパスと神戸三田キャンパスにそれぞれ団体があり、私たち西宮上ケ原のメンバーは43名。私は学生委員長として、全体統括を担っています。
瀬田1・2年生のみで構成されるのもKGGIの特徴です。基本的には、イベントの企画・運営を行う「イベント部」と、新入生向けの情報誌『新歓Fresh』を制作する「編集部」のどちらかに所属しますが、部局の垣根を越えて力を合わせることも。私自身も編集部に在籍する傍ら、イベントにも積極的に関わってきました。
森西私も編集部に所属しています。団体の雰囲気を一言で表すなら「緩急自在」。普段は和やかなムードですが、ここぞという場面では全員が集中力を発揮する、そのメリハリが大きな魅力だと感じます。
入会した理由を教えてください。
瀬田入学当初、悩みを相談できる「KGGIなんでも相談会」に足を運んだことがきっかけです。先輩方の親しみやすい雰囲気に惹かれ、活動に興味をもちました。
森西KGGIの存在を知ったのは、入学前に参加した合格者向けの「キャンパスツアー」でした。「大学で新しいことにチャレンジしたい」と思っていた自分にぴったりだと感じ、入会を決めました。
特に印象に残っている取り組みやイベントはありますか?
森西やはり一番注力した『新歓Fresh』には思い入れがあります。この情報誌の目的は、新入生の皆さんに役立つ情報を届けること。企画から取材撮影、原稿作成、デザインまで全て自分たちで手掛けており、私は学内店舗・施設マップの担当に。各店舗の取材許可を取るだけでも一苦労でしたが、その分完成した時の達成感は格別でした。
宗光「全員の気持ちが一つになった」と感じたのは、フードロス問題の理解促進をめざした「なくそう!フードロス!」というイベントですね。話し合いが難航して一時は廃案寸前まで追い込まれましたが、なんとか全員でアイデアを練り直し、無事開催にこぎつけた時は感慨深かったです。

瀬田入会のきっかけにもなった「KGGIなんでも相談会」でリーダーを務めたことが思い出深いです。会場の規模を広げ、事前の告知活動を強化した結果、前年の倍以上の参加者に来場してもらうことができました。また、「企画意図をこまめに共有する」「メンバーの得意分野を活かす」ことなどを心掛ける中で、自分なりのリーダーシップが養われたように思います。お二人は、活動を通して身についたことはありますか?
森西「自分の考えを表現し、伝える力」ですね。同期や先輩、生協職員や取材先の方々など、多様な立場の人々と密に連絡を取り合う中で、自然と鍛えられました。
宗光私も同じくコミュニケーション力と、もう1つは問題把握・解決能力です。企画を考える際は、関学生へのアンケート・ヒアリングなどから困りごとやニーズを把握し、解決策を検討するのが基本の流れ。様々な視点から現状を捉え、「その問題を解決するには何が必要か」を具体的に考える力が身につきました。
KGGIでの活動経験を踏まえ、関学生へのメッセージをお願いします。
森西関学は素晴らしい学びの場であると同時に、学生の人間的な成長も後押ししてくれる大学。関学生の皆さんには、学業以外の課外活動やKGGI主催のイベントにも積極的に参加し、有意義な大学生活を送ってほしいと思います。次年度は私たちの代が中心になるので、先輩方の教えを受け継ぎつつ、より良い企画を生み出すために全力を尽くしていきたいです。
瀬田私はどんな企画に関しても「まず自分がワクワクできるか」を大切にしてきました。また、2年間の活動を通して実感したのは、「失敗も全て糧になる」ということ。関学生の皆さんには、失敗が許される学生のうちに、ぜひ楽しみながら多くのことに挑戦してもらいたいです。
宗光学生委員長という立場上、大変なことももちろんありましたが、私のモットーは「努力は裏切るが、努力する過程で得た経験は裏切らない」。どんな経験でも、長い人生の中でいつかは役立つ時が来ると思うので、様々なチャンスを逃さず、自分が本気で打ち込めるものに出会ってください。