Vol.3 Tech.Uni
専攻や学校の枠組みを越え、
世の中に価値あるプロダクトを生み出す。
自らの手で可能性を広げ、才能を伸ばす学生エンジニア達
設立わずか5年にして、メンバーは総勢200名。
企業との提携や全国大会出場も果たすIT系学生団体Tech.Uni
写真左から酒井さん、高田さん、岡さん
Profile
工学部 1年
酒井 涼雅さん
総合政策学部 4年
高田 晶玲さん
工学部 3年
岡 和寛さん
プログラミングに興味を持ったきっかけや、Tech.Uniへの参加を決めた経緯を教えてください。
酒井プログラミングを始めたのは、関西学院高等部でのことです。元々、親がエンジニアをしている影響で、自分もいつかものづくりに携わってみたいという思いがありました。そんな中、研修でシリコンバレーを訪れ、IT分野の起業家に出会ったことが挑戦への大きな後押しに。コンピューター部に入部し、サッカーロボットの制御やスマホアプリの開発に没頭。現在のTech.Uniでの活動につながっています。
岡中学2年生の時、プログラミングによって自分の手でゲームに新しい機能を追加できることを知り、面白そうだと思ったのがきっかけです。興味関心を追い求め、プログラミングを学べる高校に進学。大学でも情報学を専門に学ぼうと思い、現在に至ります。Tech.Uniへの参加は、本団体が開催するハッカソン(※)に出場したことがきっかけです。最初はイベント出場を目的に加わったのですが、意欲的な仲間たちと出会い、学生エンジニア同士の交流の場を設けることに魅力を感じ、運営に携わるようになりました。
高田私は2人とは違って、はじめてプログラミングに触れたのが大学の授業でした。必修科目のコンピューター演習で「プログラミング技術を使って自分の手で何かを生み出せたら面白いだろうな」と思ったのが始まりです。最初は独学で挑戦したのですが、モチベーションが維持しづらくて。そんな時に見つけたのがTech.Uni。文系の私でも大丈夫かなという不安を抱えつつ、勇気を出して入会しました。
(※)…エンジニアやデザイナーなどがチームを組んで一定期間集中的にソフトウェアやサービスを開発し、その成果を競い合うイベント
ものづくりの魅力はどのようなところにあると思いますか。
岡最もやりがいを感じるのは、作ったプロダクトを他の人に使ってもらう時。「もっとこうしたら良くなるかも」というフィードバックをもらって、周りの人を巻き込んだものづくりをするのがとにかく楽しいです。パソコン1台でなんでも叶えられる点が、プログラミングの大きな魅力だと思います。
酒井岡さんのいう通り、プログラミングはものづくりのための強力なツールだと思います。頭で思い描いていたことが形になる瞬間は本当に嬉しいものです。高校時代に開発したアプリが、「アプリ甲子園」という大会で入賞した際には、人の役に立つものを自ら生み出せる実感を得られました。
高田何か課題を発見した際に、自分の手で解決できるサービスを作ってみようと思えるのは、プログラミングをやっているからこそ。最初は全く理解できなかったプログラミング言語が、だんだん自分のものになっていく過程にも面白さを感じます。
Tech.Uniを運営する上で、心掛けていることはありますか。
高田大切にしているのは、プログラミングの経験値が異なるメンバー全員が、安心して活動に取り組める環境づくりです。具体的には、オンラインの交流スペース内に、初心者でも気軽に質問しながら学べる「ぽくぽく会」、無言で作業に集中できる「もくもく会」といったチャンネルを設けるなど、それぞれが自分のペースで活動に参加できるような工夫を行っています。
岡特に新しいメンバーへの配慮は欠かせません。初めてのコミュニティには不安も多いと思うので、まずは入ってくれたことへの感謝の気持ちを伝え、丁寧に接するようにしています。そして入会時にはそれぞれの希望をヒアリング。それをTech.Uniの中で叶える方法を一緒に探します。やりたいことを気軽に話してもらえるよう、アンケート形式で質問してみるなど、試行錯誤を重ねてきました。
酒井私は代表として、団体の活動をしっかり推進していきたいと考えています。最近ではアクティブな活動をしているメンバーにインタビューを行い、その取り組みを公認プロジェクトとして認定する制度を始めました。各メンバーの活動を視える化することで、お互いに刺激しあったり、協働できる仲間を見つけられたりする好循環を生み出したいです。
高田今後は学内だけでなく他大学のメンバーとも交流の機会を増やし、団体の活躍の幅をより広げていくことも計画中です。
Tech.Uniでの活動を通して、どのような成長を感じておられますか。
岡DTMや機械学習など幅広い分野に触れ、コンピューターを使う仕事の多様性を知るとともに、そこには大きな可能性があることを実感しました。また、活動を通して自分とは違ったものの見方や価値観を得られることは、非常に貴重な経験だと感じています。
高田団体でのイベント企画・運営を通して、「ユーザーが本当に求めているものは何か」を考える姿勢が自然と身につきました。これはプログラミングをする時にもつながる視点で、ただ動くものを作るだけでなく、使う人の立場を想像しながら設計することの大切さを強く感じています。Tech.Uniで得られたスキルを活かして、学部での学びもエンジニアとしてのキャリアも、どちらも充実させていきたいです。
酒井Tech.Uniに入ってよかった点は「世の中にはすごい人たちがたくさんいる」という気づきを得られたことです。岡さんや高田さんはもちろん目標に向かう先輩たちの姿から、成長し続けるための考え方や行動力が自然と身につきました。今後の大学生活でも、「やってみたい」と思ったことがあれば、失敗を恐れずどんどん挑戦していきたいです。
