私のKG相関図

Vol.2 中学部 タッチフットボール部

戦術立案とその実践を真摯に繰り返す日々。
みんなで積み重ねた努力がチームに勝機をもたらす

学生コーチとともに、チーム一丸となって日本一をめざす関西学院中学部タッチフットボール部

写真左から笹倉さん、横山さん、山尾さん、藪内さん

Profile

社会学部 2年
横山 大輔さん

中学部 3年
山尾 佳璃さん

中学部 3年
藪内 晴太さん

中学部 3年
笹倉 翼さん

入部のきっかけを教えてください。

山尾仮入部の際、真剣に競技に取り組む先輩たちの姿を間近で見て、自分もこんな風にプレーしたいと思い入部を決めました。

藪内小学生の頃、父と観戦した大学アメリカンフットボールの決勝戦「甲子園ボウル」の迫力に圧倒され、「かっこいい!」と感じたことが興味をもったきっかけです。その後、中学部にタッチフットボール部があることを知り、仮入部へ参加。キャッチボールなどの練習も楽しかったですし、先輩たちが気さくに話かけてくださる明るい雰囲気も決め手になり、入部しました。

笹倉兄が関西学院高等部でアメリカンフットボールをしていて、試合を見に行く機会が多く、自然と憧れを抱くようになりました。また、仮入部で出会った仲間たちと気が合い、これからチームメイトとして一緒にプレーしていきたいと思ったことも入部を決めた大きな理由です。

横山みんな様々な入部の経緯がありますが、やはりアメフトへの憧れは大きいですよね。私はこの部のOBで、現在は学生コーチとしてクラブ運営に関わっています。中学部時代、当時の学生コーチからタッチフットボールの楽しさや奥深さを教えてもらったことが印象に残っており、「次は自分がこの競技の魅力を次世代へつないでいきたい」という思いで戻ってきました。

タッチフットボール部の活動について教えてください。

山尾普段は主に各ポジションに分かれてスキル練習を行っています。試合前になると実戦形式の内容にシフト。スキル練習で積み重ねてきた基礎をしっかりと意識して取り組んでいます。練習前にはみんなで集まり、今日の目標をチーム全体で共有。練習中は主将として、ミスを指摘するだけでなく、前向きな言葉をかけコミュニケーションをとるようにしています。

横山チームを強くする上で、欠かせないのがミーティングです。普段の練習だけだと、どうしても部員たちと接する時間は限られてしまいます。昼休みにミーティングを開き、他チームの分析や次の試合に向けた作戦会議を行うことで、考えを共有する時間を確保。また、部員たちの練習ノートには、必ずその日の練習に関するフィードバックを書き込むようにしています。

笹倉横山コーチはミーティングで、対戦相手が仕掛けてきそうなプレーを丁寧に解説してくださいます。そのおかげで、試合中に未知のプレーに出くわすことはまずありません。自信をもってフィールドに立てるのは、事前準備で他チームにリードできているからだと感じます。

藪内練習中に苦手なプレーについて横山コーチに相談したところ、ミーティングでその悩みを取り上げ、具体的な対策を提示してくださったこともありました。学業と両立しながら、私たちのために多くの時間を割いてくださる熱心な姿勢には、いつも感銘を受けています。

やりがいや達成感を感じるのはどんな時ですか?

笹倉チーム全員で目標に到達できた瞬間ですね。オフェンスで作戦が成功した時や、ディフェンスで11人全員が完璧に機能して相手を完封できた時はとても嬉しいです。私たちのチームには言いたいことをお互いに言い合い、認め合える信頼関係があります。この関係性があるからこそ、フィールドでチーム一丸となって試合に臨むことができるのだと思います。

山尾笹倉くんの言う通り、日々の練習で準備してきたことが試合で発揮された時の達成感は、何ものにも代えがたいです。特に2年連続で負け続けていた立命館守山戦でリベンジを果たせた時のことは強く印象に残っています。去年負けてしまった先輩方への恩返しの思いも込めて、全員で1つの目標に邁進した結果、勝利を掴み取ることができました。私たちの代で日本一を果たすという夢は叶いませんでしたが、後輩たちにはこの悔しさを糧にリベンジしてもらいたいです。

藪内苦手だったプレーが練習を続ける中で得意なプレーに変わる瞬間に達成感を感じます。例えば、パスプレーがうまくいかなかった時は、レシーバーの仲間と集まって、何度も反復練習をしました。試合で練習通りのプレーができ、相手のディフェンスを崩せると「練習してよかった」と心から思います。最後の大会は悔しい結果に終わりましたが、この経験を活かし、高校でも競技を続け、チームを勝利に導けるような選手になりたいです。

横山コーチとしての一番の喜びは、やはり選手たちの努力が報われ、勝利する姿を見ることです。3年生メンバーは本当によく頑張っていただけに、最後の大会で望む結果が得られず、非常に悔しかったと思います。試合後、選手たちが涙ながらに「横山さんを日本一のコーチにしたかった」と言ってくれたことは、私自身の今後の活動への大きな原動力となりました。この思いを胸に、来年こそ必ず日本一を達成したいです。そして3年生のみんなが、次のステージとなる高校で活躍してくれることを楽しみにしています。