私もK.G.です IN THE COMPANY

同窓の絆を糧に、思いやりの精神で地域の暮らしを支える。

小野:福岡県の高校を卒業し、関西学院大学へ進学。関西で学生生活を送る中で、地元への愛着や家族の大切さを再認識し、九州で就職したいと考えるようになりました。西部ガスに惹かれたのは、ガスの供給事業を中心に幅広い事業を通じて、九州の人々の力になれるからです。

松尾:私も地元に貢献したいと考えており、出身地である福岡県へのUターン就職を希望していました。福岡県に本社を構えるいくつかの企業の選考に参加し、社員の方々の温かさに触れ、一番しっくりきたのが西部ガスです。

立元:お二人と同じく、九州に貢献できることや社員の方々の人柄に惹かれて入社を決めました。実際に働いていても、会社全体として地元愛が強く、素敵な人柄を持った方が多いと感じます。また、私は人に頼られることにやりがいを感じるため、お客さまに寄り添って生活を支える西部ガスの仕事は自分にぴったりだと思いました。

小野:現在はフードロス削減を目的としたECサイト「ecoto」の運営やPR活動、ドローン事業に携わっています。印象的だった業務は、入社後すぐに参加させてもらった温浴施設のプロジェクトです。集客力に課題があったため、若い世代の来店が少ない点に着目し、学割プランを企画。無事に採用されて、達成感を得られました。同期の話を聞いていても、それぞれ裁量の大きな仕事を任されており、刺激を受けます。

立元:西部ガスには、社歴の浅いうちから裁量権が与えられ、仕事を任せてもらえる環境があると感じます。この社風が、小野さんのような若手社員のやりがいにつながっていることは素晴らしいことですね。
私は2022年の春に人財戦略部に配属される前は、佐世保地区でハウスメーカーや家を建てるお客さまにガス設備を活用した快適な暮らしをご提案していました。心に残っているのは異動が決まった時のことです。「立元さんがいたからガスにしていたのに」とお客さまが別れを惜しんでくださり、頼りにしていただけていたことを強く実感しました。現在は、人財戦略部で主に新卒採用に関わる業務を担当しています。採用イベントに参加した学生が私と話したことをきっかけに西部ガスに興味を持ち、再びイベントに参加してくれる時は非常に嬉しいです。

松尾:立元さんは、私たちの入社の決め手となった先輩社員の方々のように、温かい人柄を持った西部ガスのモデルのような人なので、新卒採用の担当者に抜擢されたことには大いに頷けます。
私は入社3年目までは熊本地区で営業を行っていました。営業部時代で特に印象的だったのは、2016年に熊本地震が発生した時のこと。担当地域が被災し、お客さまの家をまわって、ガスの復旧に尽力しました。体力的にも厳しく、辛い業務でしたが、復旧の際には「日常の平和を守ってくれてありがとう」など温かいお言葉をいただき、地域の皆さんに貢献できていることを改めて深く感じました。4年目からは総務部で管財業務を担当しています。2021年にホールディングス化した際には、事業体制が変わり、体験したことのない業務ばかりで苦労しましたが、貴重な経験となりました。特にやりがいを感じているのは自社オフィスの休憩室の整備です。本社ビルは古く、殺風景で過ごしづらかったのですが、改修してカフェスペースなどを設け、快適に働ける環境を整えました。そこで歓談する社員を見たり、ミーティングからアイデアが生まれたという話を聞いたりすると役に立てていることを実感できます。宿泊研修を行う施設の竣工にも設計から携わりました。新入社員が研修に集中し、絆を深められるよう、設計士さんと相談を重ねて作り上げた施設で、こだわりが詰まっています。

小野:松尾さんが宿泊研修所の設計に携わっておられたのですね。本当に過ごしやすくて、学ぶのに最適な環境でした。おかげさまで同期と仲を深めることができ、今ではかけがえのない存在になっています。今後入ってくる後輩社員の方々にも、あの研修施設で私たちと同じように素敵な経験を積んでほしいです。

松尾:実際に研修で良い時間を過ごせたという話が聞け、非常に嬉しいです。思いを込めて取り組んだ甲斐がありました。

小野:私は在学中、サークルの先輩が立ち上げた古着店を共同運営していました。実際に店舗に立ちつつ、集客を目的としたマーケティングやリサーチを担当。PR活動や企画の面白さを知ることができました。この経験から学んだことは現在の業務にも役立っています。

松尾:私は体育会硬式野球部に所属していたため、野球一色の学生時代を過ごしました。レベルが高く部員も約200名いたため競争が激しく、悔しい思いもたくさんしましたが、努力し続けたことで鍛えられたと感じています。仕事で思い通りにいかないことがあった際にも、折れることなく一生懸命取り組むことができているのは、この経験があったおかげです。また、現在も様々な場所で頑張る野球部の仲間の存在が励みになっています。

立元:多くの人と出会えるのは関学の良さだと思います。私は三田キャンパスに通っていたのですが、学部関係なく皆がお互いを知っているような環境でした。そのつながりは卒業後も続いていて、新型コロナウイルスが流行する前には全国各地から関西に集まってBBQを行ったりもしていました。仕事の話をすることもよくあり、その度に刺激を受けます。こうしたつながりは一生ものです。また、社会に出てから同窓生とつながることも多く、関学ならではの人脈の広がりを感じます。

小野:私が立元さんに声をかけさせていただいたのも、教育係の先輩から関学出身の先輩がいると伺ったことがきっかけでした。それ以来仲良くさせていただいており、話しかけて良かったと感じています。

立元:お母さんのような気持ちで微笑ましく見守らせてもらっています(笑)。私が松尾さんと親しくなったきっかけも関学出身だったことでした。

松尾:立元さんとは営業部にいた頃からの付き合いです。熊本地区と佐世保地区は交流があり、関学出身であることからよく話すようになりました。佐世保地区に同期がいたこともあり、立元さんのお話を耳にすることも多かったです。

立元:松尾さんは入社当初から私を気にかけてくださっていて、頼りになるお兄さんのような存在です。何か困ったことがあると、松尾さんに相談させていただいています。本社に異動してからは佐世保でお世話になった先輩も交えて3人でランチに行ったりもしました。西部ガスには私たち以外にも関学出身者がいますが、フレンドリーで親しみやすい方が多いと感じます。10年ほど入社歴が離れている方でも気さくに声をかけてくださり、嬉しい限りです。

小野:私は今、新入社員として大切にしている、挨拶などの基本的な行いを丁寧にすることや、周りから吸収し続ける姿勢を忘れないようにしたいです。吸収することが大切なのは学生時代においても同様だと思うので、関学生の皆さんも意識してみてください。関学は学部も多く、広い知見を得られる場です。積極的にいろいろな場で活躍する人の話を聞き、周囲の人や大学の力を借りながら、納得のいく道へ進んでほしいと思います。

立元:この春に異動し、今は全てが新鮮に感じています。この気持ちを持ち続け、視野を広げ人間力を高めていきたいです。また、後輩の育成に努めながら、その過程で見えてきた気づきを活かして、自分自身もレベルアップしていきたいと思います。関学生の皆さんには人との縁を大切にしてほしいです。関学で出会えた人は、皆さんにとって宝物になるでしょう。仲間と共に学生生活を思い切り楽しみ、時には悩み、ずっと大切にしたいと思える関係を築いていってください。

松尾:入社した際、先輩の姿を見て学ぶことが多くありました。今後は私が後輩の手本となりたいです。また、周囲に刺激を与えられる存在でもありたいと思っています。学生時代は思い切りチャレンジできる貴重な時間です。全力で何かに取り組んだ経験が、就職先など次のステージで自らの支えになると思います。後悔のないよう、学生生活を楽しんでください。