Advanced K.G.

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キャンパスを出て、社会に学ぶ

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本学のSGU構想の柱でもある「ダブルチャレンジ制度」のプログラムの一つ。学部で学んだ知識を生かしながら、企業や行政機関など実社会で学ぶ実践的・体験的な教育プログラムです。ここでの学びは単なる一過性の体験・経験に終わりません。現代社会に向き合い、自らの立ち位置を確認し、自ら課題を設定し、解決策を懸命に模索する中で、課題に向き合う学修姿勢や方法論、思考など将来に役立つ大きな力が培われます。

Episode.1

霞が関セミナー/キャリアゼミC

経験を自信に変えて、
新たな挑戦をこれからも。

松本 玲(法学部・4年生)

松本 玲(法学部・4年生)

自分を好きになりたい。そのために、何にでも積極的に挑戦すると決めた。

 私は自分のことがあまり好きではありませんでした。いつも思い出すのは1年生の終わり頃、集大成となるプレゼンの場に立ったときのこと。私はとても緊張してしまい持ち時間の5分間、何も話すことができなかったのです。そんな自分が悔しく、自己嫌悪に陥りました。自分を変えたい。自分を好きになりたい。何かきっかけがほしくて、その後はイギリスへの短期留学や、現役の議員の方から政治や社会を学ぶ議員インターンシップに参加したことも。3年の春休みに、社会の第一線で活躍される方々から直接学べる「ハンズオン・ラーニング」の2つのプログラムを受講したのも、自分を変えるための挑戦の一つでした。
 最初に受講したのは、3泊4日の霞が関セミナー。以前から法学の知識を生かせる公務員や官僚の仕事に興味があり、現職官僚の方から話を伺えると知って参加を決めました。実際に何人もの官僚の方にお会いできたのですが、皆さんに共通していたのは「本気で国をよくしたい」という強い意志。官僚の仕事は多忙を極めるそうですが、そんな毎日の中でも「国や社会のために」と志を持ち続けていらっしゃるのです。綺麗ごとにも聞こえそうな言葉ですが、その真剣な眼差しから本気で国のことを考え行動されていると伝わり、圧倒されました。私はいつか、こんな熱意を持てるだろうか。皆さんの姿に重ね合わせながら、将来の自分について考えはじめていました。
 そして霞が関セミナーから1週間後。ハンズオン・ラーニングの2つめのプログラム、キャリアゼミCの合宿に参加するため私は再び東京を訪れました。このプログラムでは起業家や経営者の方々がご自身の経験を話してくださいます。例えばある方は、「一つの専門性だけを追求するとそこで成長が止まってしまう。自分の価値を高めるにはより広い視野と知識が重要だ」と実体験を元に話されました。私は法学を専門に学んでいたので意外なアドバイスに驚き、これからどう行動するべきかを考えるようになりました。また別の方が留学体験を通して語られたのは、「英語が話せないのなら身振り手振りでもいい。どんな状況でも、今できる最大限の努力をする」こと。大学1年のプレゼンのとき、私はまさにそれができていなかったんです。お話を聞き、がむしゃらさがいかに状況を切り拓く力になるのかを具体的にイメージすることができました。こうした体験談やアドバイスは、教室の中では得られない貴重な学びだったと思います。

「姫路お城の女王」として各地での観光PRイベントに出席

1年間、「姫路お城の女王」として各地での観光PRイベントに出席。全国に姫路の魅力をPRする。

3度目のチャレンジで掴んだ大役。結果を分けたのはきっと、自分への自信。

 振り返ると、「ハンズオン・ラーニング・プログラム」で出会った皆さんのお話は私に自分のことを考えるきっかけを与えてくれました。さまざまな人の生き方に自分を重ね、共感できる部分、そうでない部分を考えていくと、だんだんと自分の軸が見えてくる。将来どうなっていたいのか、何に幸せを感じどう生きていたいのかという価値観が分かってくる。そうなると、就職についてもこれまでは両親や先生の言葉に押され、安定したイメージのある企業ばかりを目標にしていましたが、姿勢が変わりました。自分が決めた道を自分の意思で歩きたい。安定よりも、やりがいを感じられる場所を選びたい。これからの大学生活も、そのために努力していこう。どこを向いて進めばいいかも分からなかった私が、そんなふうに思えるようになったんです。
 私が次に挑戦したのは、一般公募によって選ばれる地元姫路の観光PRを担う、「姫路お城の女王」。法学部では地域活性化について考える機会が多く、地元のためになにかしたいと1年生のときからエントリーしていましたが落選続き。自分で分析した落選理由は、自信のなさです。それが表情や姿勢に表れ、審査員の方々に伝わってしまったのだと思います。でも今回は、今までの私とは違いました。留学や霞が関セミナー、キャリアゼミCなどさまざまな挑戦を続けることで少しずつ自信がついていましたから、最終審査では誰にも負けない地元への愛を堂々と審査員の方に伝えることができ、お城の女王の大役をいただくことができました。
 自分のことが好きになれなかったあの頃、私は私のことを分かっていなかったのだと思います。ハンズオン・ラーニングのプログラムで初めて自分自身と向き合い、自分という一人の人間を少しずつ理解していったことで、私は私のことを心から好きになることができました。自分への自信をもっと強く、確かなものにするために、これからもチャレンジを続ける私でありたいと思っています。「大学生にリスクはない。何も挑戦しないことが唯一のリスク」。多くの学びを得たキャリアゼミCの中で、特に心に残っている言葉です。まだ若い私たちは、どんな挑戦も恐れる必要はないんです。この言葉は、私が一歩踏み出すためのお守りになっています。

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霞が関セミナー

将来、国家公務員として中央省庁で働くことに関心のある学生を対象とした、日本の行政について学ぶ3泊4日の集中セミナーです。事前学修の後東京合宿を行い、本学出身のOG・OB官僚ならびに各省庁の現役官僚を講師に迎え、国家公務員に必要な知識や資質・能力、業務内容や求められる人物像などを理解し、将来を見据えた学生生活のプランを描く機会とします。

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キャリアゼミC

社会の第一線で活躍するOG・OBやビジネスパーソンを講師に迎え、講義やグループワークなどを通じて将来のキャリアについて、A(春学期)、B(春学期合宿)、C(秋学期合宿)で実践的に鍛えていきます。キャリアゼミCでは、起業家や会社経営の実務経験のある教員と、世界で活躍する企業人事のプロから、社会で活躍するために必要な「リーダーシップ」や「アントレプレナーシップ(起業家精神)」を4泊5日の東京合宿で集中的に学びます。

 
 
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