KWANSEI SCHOOL LIFE

ダンスで感動を与えたい。

Kojo's Profile

社会学部3年生
古城 沙也加 さん

こじょう さやか/社会学部3年生。小6からジャズダンスを始め、中学・高校のダンス部で全国大会に出場。大学ではダンスサークル「関西学院大学バレエダンスカンパニー」で活躍中。

「音楽を聴いて涙するように、人の心を動かしたい」と、子ども時代から続けているダンス。
公演やコンテストで多忙な大学生活を送る古城沙也加さんに、ダンスにかける情熱と、将来の夢について聞きました。

時に楽しく、時にシビアにダンスと向き合う

 小学校のとき、母が「何かひとつ打ち込めるものを」と勧めてくれた習い事がジャズダンス。その後、中・高でもダンス部に所属し、ずっとダンス中心の学生生活を送ってきました。大学で入っているダンスサークル「バレエダンスカンパニー」は、プロになる人もいるほどレベルの高いダンスサークルです。自作のショーケースを踊るのはもちろん、音響や舞台作り、集客、チケット販売まで全てを自分たちで行っています。公演4ヶ月前から音楽を決めたりダンスを構成するなどの準備を始めますが、直前の1週間は、朝から晩まで会場に缶詰で舞台作り。そして夜通し練習と、寝る間もないほどハードです。時間も労力もかかりますが、バレエダンスカンパニーは純粋に「心からダンスが好き」という人の集まり。活動は本当に楽しくて、私にとっては原点に戻れる場所ですね。

 私は、学外のWVE(ウブ)というダンスグループにも所属しています。WVEはプロのダンサーやプロをめざす人の集団で、ダンスコンテストにも積極的に挑戦しています。去年の10月にはプロのダンサーが競うもっとも大きなコンテスト「ジャパンダンスディライト」に出場し、なんと大阪予選を通過してしまいました。ダンス界では、「ジャパンダンスディライト」の地域予選に通った時点で、「プロのダンサー」として扱われます。予選を通過してからイベントの出演依頼もずいぶん増えました。WVEのメンバーは10人なのですが、ひとつのイベントに出られるのは5人ほどなので、イベントのたびに誰が出るか競争です。月2回ペースで出演依頼があるので気を抜く暇もなく大変ですが、WVEではひとりのプロとして、シビアにダンスと向き合っています。

あくまでも学業が最優先将来はダンスに関わる仕事を

中学時代から、お弁当作りが日課です!

 ダンスと大学の勉強の両立は、正直言って大変です。学校の課題とダンスの課題が重なったとき、体力的にも心理的にも追い込まれてしまって家で泣いていると、母に「仕事としてダンスをしている人と同じように練習しながら大学の勉強も両立させるのは難しいのでは。そんなにしんどいならWVEは辞めてもいいのよ」と言われたことがあります。普段から私のダンスをすごく応援してくれている母の言葉に、「やっぱりダンスと勉強を同じように100%の力で頑張るのは難しい」と気がつきました。今は、自分のキャパを超えそうになったら学業を優先することに決め、「次の公演は学校があるので出ません」と伝えることで学業とダンスのバランスを取っています。

 学校の勉強をダンスより優先させるのは、将来の夢のためでもあるんです。私は、「学生生活はダンスに捧げた」と言ってもいいぐらい真剣にダンスに取り組んできましたが、ダンスのイベントやコンテストに出場する中で「日本ではダンサーが活躍する仕事が思った以上に少ない」ということに気づきました。ダンスは人に感動を与える素晴らしいものです。私には、その素晴らしさをもっと多くの人と共有したいという夢があります。それには私個人がダンサーになるよりも、もっと広い視野でダンスに関わっていく必要があります。将来は、ダンスイベントを企画したり、ダンサーの活躍の場を生み出すような仕事を通して、ダンス界を盛り上げ、貢献できればと思っています。そのためにも、大学時代はたくさん勉強してダンスをビジネスの視点から捉えられるようになりたいです。ダンスのイベント会社を経営できるぐらいの自分になれるよう、がんばりたいと思います。