KWANSEI SCHOOL LIFE

女性初の「体育会学生本部長」として
「愛し、愛され続ける体育会」をめざします

Sigemoto's Profile

高校時代までは陸上部で中距離の選手として活躍。大学からは体育会女子庭球部でマネージャーになり、後に学生トレーナーに転向。「フレッシュマンキャンプ」で体育会学生本部の存在を知り、本部員を志願。3年生の11月から学生本部長として活躍中。

2013年 4月 社会学部社会学科入学
    体育会庭球部・女子部に入部
    体育会学生フレッシュマンキャンプに参加、学生本部の存在を知る
2014年 12月 体育会リーダーズキャンプに参加、本部長就任への決意を固める
2015年 4月 社会学部社会学科・野瀬正治教授のゼミに所属
  6月 体育会学生本部長に立候補、満場一致で選ばれる
  11月 体育会学生本部長就任

社会学部4年生の柴田和果さんは、関西学院体育会が始まって以来、初めての女性体育会本部長です。
体育会本部のトップとして皆をまとめながら、女子庭球部では学生トレーナーを務め、ゼミでも「企業組織での女性の活躍」をテーマに学びを深めています。
「関西学院の環境に助けられ、充実した学生生活を過ごしています」と話す柴田さんのスクールライフを紹介します。

「やってみたらできた!」経験を武器に
将来は、企業で女性管理職として働きたい

 現在、「女性初の体育会学生本部長」として活躍する柴田和果さんは、福岡県の女子校出身。高校時代は決して積極的なタイプではなかったそうですが、「地元の大学ではやれないようなことをたくさん経験したい」と思い関西学院に入学。テニス未経験で全国3位の強豪である体育会庭球部・女子部のマネージャーになったり、その後選手の体力づくりを担うトレーナーを引き受けたり。同時に体育会を統括する「体育会学生本部」の本部員に志願し、昨年11月には「学生本部長」に就任。柴田さんの学生生活は「新たなる挑戦」に満ちています。

 「やりたいことに素直に取り組んだ結果なのですが、関西学院でしかできないことなら何にでも挑戦することにしています」と柴田さん。新しいことに挑戦する度に大変な苦労もありますが、同時に「やってみたらできた!」という成功体験を重ねられているといいます。
 「体育会学生本部長」に就任したことは、柴田さんの中で最も大きなチャレンジでした。「私は『自分を成長させることができる』ということと『体育会が好き』という理由で学生本部に入りました。でも、実は人前で話すことや、たくさんの人と交流することが苦手で。学生本部長になって人前に出て話したり、OB、OGの方々と会う機会を多く経験したことで自分が変わり、苦手を克服することができたと思います」。
 将来は企業の人事部で人材育成に携わるなど、第一線でバリバリ働きたいと考えているそうです。「関西学院での学生生活で“勇気を出してやってみたらできた”という経験を何度もしました。この経験は、社会人になっても挑戦を続ける原動力になると思います。もうすぐ就職活動も始まり忙しい毎日ですが、この一年は本部長の仕事を全うできるように全力で頑張りたいと思っています。

Keywords01 体育会学生本部長

体育会学生本部長として
体育会を全力で盛り上げます!

体育会学生本部は「自分を成長させる場」

 「体育会学生本部」は、42部50パート・約2400名の会員が所属する「体育会」を統括する組織です。約20名の本部員で体育会の発展をめざして活動しています。
 体育会庭球部に入るときには体育会に本部があるとは知らなかったのですが、体育会の新入生を対象とした「フレッシュマンキャンプ」でその存在を知りました。
 私は入学当初から「大学の部活では選手のサポートがしたい」と考えていたので、体育会本部のメンバーとして体育会自体を支えることはとても魅力的に感じました。本部の先輩がスピーチでおっしゃった「体育会本部は自分を成長させる場」という言葉にも感銘を受け、思い切って本部員を志願しました。

体育会を盛り上げたい一心で学生本部長に立候補

 実際に本部員となり、「体育会」という関西学院最大の学生組織の中枢を担うことは簡単ではありませんが、それらに真正面から向き合うことで自分自身が日々成長していることを実感しています。
 3年生の6月に本部長に立候補したのは、本部の仕事を通していろんな課題が見えてきたからです。関西学院の体育会は、関西制覇や全国制覇など大きな目標を掲げて全力で努力しているので、学内外に知ってもらいたい素晴らしい部がたくさんあります。学生本部はもっと団結して体育会を全力で応援し、率先して盛り上げていくべきだと考えたのです。そのビジョンが評価され、3年次の11月に女性初の本部長に就任しました。

キーワードは「変革」。本部のあり方から考えます

 学生本部には、「企画」「庶務」「会計」「編集」の4つの仕事があります。それらをとりまとめるのが「本部長」の仕事です。私は、リーダー経験のないごく普通の学生なので「本部長」の役職に就くことに不安もありましたが、「体育会を盛り上げたい」と考えたときに自分がやるべきことは「本部長しかない」と思いました。自分がトップに立つことで体育会をよりサポートできるよう、考えをどんどん実行していきたいと思っています。
 関西学院の体育会学生本部は「愛し、愛され続ける体育会」を掲げています。それは「自分たちのことを誇りに思う」「お互いに応援し合う」「良い成績を残す」「連帯感を持つ」などいろんな願いが込められているのですが、そのために学生本部として何をすべきか。「あり方から考えていこう」というのが私の考えです。

大きな目標に向かって頑張る体育会の仲間を応援しよう

 学生本部の新しい取り組みとして、一般学生を募ってアメリカンフットボール部やサッカー部の試合の応援にいくバスツアーを開催しました。体育会の学生だけでなく一般学生にも体育会にかかわってもらいたいという思いはずっと抱いていたので、この企画が実現できたことはとても嬉しいですね。参加者からも好評だったので、これからも一般の学生が気軽に応援に参加できるような企画を継続できればと思います。
 6月には関西学院と関大の体育会による「関関戦」もあります。関西学院はこれまで7連覇しているので、8連覇できるよう多くの学生の方に応援してほしいです。今年は関大で開催されるので、ぜひ足を延ばしてみてください。

Keywords02 女子庭球部トレーナー

体力づくりを担うトレーナーとして、選手をサポート

 高校時代は陸上部の選手でしたが、思うような結果が出せず「大学では選手のサポートに回りたい」と考えていました。体育会庭球部・女子部にはマネージャーとして入部したのですが、先輩から誘われたのをきっかけにマネージャーから「トレーナー」に転向しました。
 トレーナーは体づくりのためのトレーニングメニューを考えるなど、選手の身体のケアと管理を行うのが仕事です。高校の陸上部で800mの選手だったので、そのときに得たスポーツの知識に加えて、学内にあるトレーニングセンターのプロのアスレチックトレーナーに相談したり、学外の勉強会に参加したりしてより専門知識を増やすようにしています。
 トレーニングは毎日の練習後の20分に継続して行われます。3カ月に一度の体力測定で選手の体力が上がっていたり、試合成績が上がったりすると、大きなやりがいを感じますね。体育会庭球部・女性部は強豪チームですが、さらに上をめざしてもらえるよう選手をサポートしていきたいです。

Keywords03 ゼミでの学び

将来は、管理職に就きたい「女性の働き方」について研究しています

 3年次からは野瀬正治教授のゼミで経営社会学を学んでいます。企業内の人間関係や人材育成に興味があったので「経営と労働の社会学」がテーマの野瀬ゼミを選択しました。日本の企業では女性管理職の割合が少ないと言われています。自分が体育会本部長になってから、自分が今直面している「人を動かす」という役割とゼミの内容がリンクして、「女性が活躍する場」について深く考えるようになりました。
 先日は、「ジェンダー」をテーマにゼミのグループでアンケートを作成し、関西学院の女子学生の意識調査を行いました。その結果、関西学院の女子学生は女性が働き続けることについて「育児の壁」を感じており、「管理職に就きたい」と考えている人も少ないということがわかりました。
 私自身は、体育会本部長の仕事を経験し、企業で管理職めざして働きたいと考えるようになりました。卒業論文では、「女性の社会での活躍」についてもっと深く調査・研究したいと思います。