KWANSEI SCHOOL LIFE

“発信”しないと何も始まらない。
大学生活は「何ごとも挑戦」と心に決めています。

関西学院大学には学びや経験のチャンスがたくさんあります。
身近にあるチャンスを活かし、充実した学生生活を送る関西学院生の日常を紹介します。

Sigemoto's Profile

1年生から留学をめざし、2年生の8月から1年間のアメリカ交換留学を経験。帰国後はフィリピンの子供を支援するボランティア団体「Bridge for Children, KGU」に所属、日本の小中高校生に世界の貧困について伝える活動に携わっている。

2012年 4月 大学入学
5月 交換留学に応募
2013年 4月 留学準備のため上ケ原キャンパスで英語の授業を選択
8月 アメリカミズーリ大学コロンビア校へ交換留学
9月 キリスト教団体“Veritas”入部
2014年 6月 帰国後、小西尚実教授のゼミに所属
ボランティア団体「Bridge for Children, KGU」に所属
2015年 4月 「Bridge for Children, KGU」の国際理解教育部署の代表に

「留学で自分は変わった」という重本さん。大学生にとって「留学」はどのような意味をもつのでしょうか。留学先ではどんな生活を送り、どのようなことを学んだのか、重本さんに聞いてみました。

Keywords01 交換留学

がむしゃらにやればできる! 自分に自信がつきました

 大学2年の秋学期から10ヶ月、アメリカのミズーリ大学へ交換留学しました。現地では留学生だからといって大目に見てもらえることはなく、授業中に発言しない生徒は「出席していない」とみなす厳しい先生も。一時は思い詰めましたが、「負けたくない!」「認めてもらいたい!」という一心で、授業前にセリフまで決めて挑みました。そうやって回数を重ねていくと、徐々に自分の意見が言えるように。気付けば現地の学生に混じって議論できるようになっていました。
 毎日30ページほどの宿題とレポート提出も大変でしたが、逃げて帰るわけにもいかず、ただがむしゃらに頑張りました。そうするうちにいつのまにか語学力がついて英語を使って勉強するのが楽しくなっていました。次の春学期には「もう少し頑張れる!」と、授業を1科目増やしました。
 留学で一番学んだのは「発信すること」の大切さです。海外ではこちらから発しなければ何も始まりません。困難なことでも「がむしゃらにやれば何とかなる」という経験も何度もして、自分自身強くなれましたし、自信もつきました。外国に「一生の友だち」ができたのも大きな財産です。自分で学費を払って学ぶ意識の高い現地の学生に刺激され、精神的にもずいぶん成長できたと思います。将来は、世界を舞台に仕事ができればと思っています。

Keywords02 ゼミでの学び

「学生主体」の小西ゼミで途上国の貧困問題を研究

 3年からは、小西尚実ゼミへ。「国際協力」と「経営学」の両方を学べるのが魅力で決めました。小西ゼミは「学生主体で活動する」というのがコンセプト。3年の9月にはフィールドワークでフィリピンを訪れました。世界の子供たちを支援する「Save the children」などに赴き、現地の子供たちへの教育的支援と物資支援を行いました。途上国の貧困地区(スラム街)を訪れるのは初めてで路上で生計を立てて暮らす子供たちに衝撃を受けましたが、日本で想像していたよりもみんな子供らしく笑顔が輝いていたのが印象的でした。新聞紙でかぶとを作って被らせると本当に嬉しそうにしてくれて。ただ、私たちが帰ると彼らもストリートに戻っていきます。食事は施設で提供される一日一食のみという現実です。ゼミでは、彼らが一日でも早く子供らしい時間を過ごせるよう継続的な支援をめざして課題に取り組んでいます。卒業論文では、貧困など途上国の課題を解決するための「BOPビジネス」について研究しています。

日本と途上国の架け橋となるべく、日々研究活動を行っています

Keywords03 ボランティア活動

途上国の貧困層の子供たちへ「継続的支援」を実践

「Bridge For Children, KGU」(BFC)は、小西ゼミのメンバーで構成されるボランティア団体です。ゼミで学んだ発展途上国の現状を少しでも改善することをめざし、「物資」と「教育」2点のアプローチから継続的な支援を行っています。「物資支援」においては、子供の小さくなった靴を集めて現地に送る「子ども靴プロジェクト」や書き損じはがきを換金して送金をする「はがきプロジェクト」などを行っています。また、日本の小中高生に途上国の現状を知ってもらうことを目的に、セミナーやイベントの開催にも力を入れています。去年は自分の出身高校でセミナーを開かせてもらい、先生や高校生からとてもためになったと反響をいただきました。今年は8校めざして企画したいと思っています。

毎週火曜日の放課後に、アカデミックコモンズで活動

保護者のための留学Q&A

「わが子の将来の選択肢として留学に興味はあるけれど不安もある」という保護者の方も多いのでは?留学についての疑問を重本さんに聞いてみました!

交換留学の10カ月で人生が変わりました。

Q1.留学準備はいつ頃からすればいいですか
高校時代から漠然と留学をしたいと考えていましたが、1年時の入学説明会で交換留学制度があると知り、2年からの留学に向けてすぐに準備を始めました。
Q2.英語が堪能でなくても留学できますか
留学先によってTOEFLなどのスコアに基準があるので試験対策は必要ですが、学校によって難易度は違います。関西学院は、世界中に協定校が172大学もあり、短期・中期・長期留学など留学スタイルも豊富です。関西学院は留学しやすい学校だと思うのでぜひ機会を活かしてください。
Q3.留学に向けてどんな勉強をしましたか
問題集でのTOEFL対策はもちろん、ディスカッション形式の授業に慣れておくよう、2年の春学期から上ケ原キャンパスで英語の授業を取りました。「カナダと日本の政治」など専門テーマを英語で学ぶ授業は、留学準備に最適でした。
Q4.留学しても4年で卒業できますか
交換留学なら、留学中に取った単位が卒業単位に含まれるので4年で卒業できます。ただ、留学先でも日本と同じ単位数が取れるわけではないので、1年のうちから日本でできるだけ多くの単位を取って「貯金」しておくことが大切です。
Q5.留学にかかったお金はどれくらい?
交換留学なので、別途授業料はかかりませんでしたが、渡航費、滞在費で年間約200万円ぐらいです。援助してくれた祖父母と両親に感謝しています。帰国後は、自分で学費をまかなうアメリカの学生に見習って、せめてゼミのフィールドワーク費用は自分で出すようにしています。
Q6.保護者にもできる、英語学習法を教えてください!
好きな映画を繰り返し見てセリフを丸暗記するといいですよ。私は父の仕事の関係で7歳から3年間を海外で過ごし、日本に戻ってからは英語から離れてすっかり忘れていたのですが、映画「お買いもの中毒な私!」を何十回も見てセリフを真似ているうちに発音が戻ってきました。