Advanced K.G.

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キャンパスを出て、実社会を学ぶ

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本学のSGU構想の柱でもある「ダブルチャレンジ制度」のプログラムの一つ。学部で学んだ知識を生かしながら、企業や行政機関など実社会で学ぶ実践的・体験的な教育プログラムです。ここでの学びは単なる一過性の体験・経験に終わりません。現代社会に向き合い、自らの立ち位置を確認し、自ら課題を設定し、解決策を懸命に模索する中で、課題に向き合う学修姿勢や方法論、思考など将来に役立つ大きな力が培われます。

Episode.1

ハンズオン・インターンシップ実習
(石川・能登)

人の心を動かす
情熱を、胸に。

小宅 七海(総合政策学部・2年生)

小宅 七海(総合政策学部・2年生)

企画の良し悪しだけじゃなく、真剣に取り組む熱意があってこそ良い結果を生み出せる。

 関西学院大学では、実社会に向き合う力を培うために、早期からインターンシップを実施しています。しかもそれはただの職場体験ではなく、1カ月を通し、企業の課題に対して自分なりの答えを見つける実践的なチャレンジの場。私は将来何をしたいか分からなかったので、このインターンシップで何かを見つけたいと思い参加しました。
 私がお世話になったのは「コワーキングスペース」を運営するCO-LABO(コラボ)。コワーキングスペースというのはいろんな立場の人たちが自由に利用できる共有オフィスのような場所で、仕事場に縛られない働き方が増えている昨今、需要が高まりつつあります。ですがその一方でコワーキングスペースは一般的にあまり認識されておらず、CO-LABOは新規顧客の獲得に苦労されていました。そこで、私は新規顧客の獲得をめざすことに。別のインターンシップで納得のいく結果を出せなかった悔しさから、今回は必ず目標を達成しようと決意して取り組みました。

インターンシップでの目標は新規顧客を3人獲得すること。

インターンシップでの目標は新規顧客を3人獲得すること。イベントのチラシやFacebookの記事を作成し、呼び込みにチャレンジした。

 課題解決には潜在的な利用者とCO-LABOとの接点が必要です。どうしようかと悩んでいた頃、あるラーメン店の店主から立地が悪く集客に困っていると聞き、CO-LABOに出張店舗を出してもらうことを思いつきました。ラーメンを目当てに多くの人が足を運んでくれたら、CO-LABOの存在を知ってもらえる。しかも、ラーメンの販売にも貢献できる。まさにWin-Win。アイデアを企画書にまとめ、代表からOKをいただきました。そこからはSNSで情報を発信。イベントの告知だけでなく、コワーキングスペースへの理解を深めてもらうために既存の会員に取材してCO-LABOの使い方事例の記事を投稿していきました。
 記事への反応はまずまずでしたが、なかなか応募が集まりません。おもしろい企画だからきっと大丈夫…と思っていましたが、それは甘い考えでした。イベント開催4日前に代表から、このままの人数ならイベント中止と告げられました。時間もなく、解決策もありません。うまくいかない悔しさにくじけていると、代表が言いました。「いくらおもしろい企画でも、開催する本人が本気じゃないと成功しない。ベストを尽くせ。」その言葉を聞き、熱意が足らなかったと気づきました。そして以前、会員の方にフリーランスの人は駐車場に車を停め、車中で仕事をすることが多いと助言いただいたことを思い出しました。自転車で街中を走り、車中の人に声をかけてはイベントの広報をしました。驚かれましたが真剣に聞いてくださり、なかには「当日行けないけど仲間に声をかけておくね」と名刺をくれた人も。イベント開催日、CO-LABOにはたくさんの人が集まっていました。「あなたの情熱に押されて来てみて良かった。また来るね。」

いろいろな人と知り合えるのがコワーキングスペースの長所。

いろいろな人と知り合えるのがコワーキングスペースの長所。小宅さん自身もさまざまな出会いがあった。

 この企画によって、結果的に3人の方が入会を検討してくださることになりました。でもこれは私一人の力ではありません。本気で向き合ってくれた代表や、助言をくれた会員の方、そして共感して応援してくれた人たちがいてくれたから、良い結果につながったのだと思います。最初は単に、おもしろい企画があれば良いと思っていましたが、実はそれだけじゃない。何よりもまず自分が仕事に情熱を持って粘り強く動く。そのエネルギーがいろんな人たちを巻き込み、顧客との結びつきを生み出すと気づきました。この経験をしてから、情熱を注げる仕事は何なのか日々考えています。

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ハンズオン・インターンシップ実習

夏休みや春休みの1カ月間にわたって実施する課題解決・企画提案型の実践的なインターンシップ・プログラムです。受入先は、尼崎、石川・能登、岡山・笠岡、岩手、福井の企業など。リアルな現場で本気の経営者や社員とさまざまなプロジェクトに取り組み、みずからチャレンジして成長する力を伸ばします。