Advanced K.G.

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Episode.4

中高生も、世界を行く

【左】増山 綾香【右】関岡 幸樹

【左】増山 綾香【右】関岡 幸樹

カンボジアスタディツアー参加

世界の厳しい現実を見たことで
自分の甘さを知りました。

【左】増山 綾香(関西学院高等部・2年生)

 高校入学前からカンボジアスタディツアーに興味があり、今回は実際に参加できて本当に良かったです。私たちは7日間にわたってカンボジアのさまざまな場所を見て回り、いろいろな人と交流しました。一番印象に残ったのは、現地の中学校や高校で生徒と触れ合ったこと。彼らは私たちに自分の夢を語ってくれたのですが、そこには「家族のために進学したい」などの言葉が多く、彼らが強い目的意識を持って学んでいると知りました。私はといえば、周りと同じようになんとなく進学して学んでいると気づき、自分の甘さを痛感。このような経験から、国際交流ではうわべの知識で相手を理解しようとするのではなく、本当に相手の立場を理解し、相手の視点で考えることが大切だと気付くこともできました。今回の経験を生かし、大学でも国際支援プログラムに取り組んでいきたいです。

アンコールクラウ村の子どもや青年たち

アンコールクラウ村の子どもや青年たちと出会い、楽しく交流。

自分は何をするべきだろう。
帰国後は、それを考えています。

【右】関岡 幸樹(関西学院高等部・2年生)

 僕はカンボジアを訪問した際、現地のガイドさんに聞いた話が忘れられません。その方は戦争で家族を失くされ、難民として日本に来られた経緯をお持ちですが、現地で戦争体験を聞くと内戦の悲惨さがとてもリアルに感じられ、僕たちが普段目を向けていない世界の事実を突きつけられたように思いました。日本人にとって戦争はすでに過去の出来事ですから、今こそみんながこういった現実を知り、危機意識を持つことが大切ではないでしょうか。僕はこの経験の中で、健全な民主主義社会を実現していくためには、教育がとても大切な役割を担うことに気付き、将来の進路の一つとして教育関係の仕事に就くことを考えはじめました。今回のカンボジアスタディツアーに参加したことは、社会がどうなればいいのか、そのために自分が何をすればいいのかを考えるきっかけになりました。

現地で詳しくヒアリング

内戦から和平、復興までの歴史を現地で詳しくヒアリング。

【左】田中 瞳子【右】森澤 賢大

【左】田中 瞳子【右】森澤 賢大

オセアニア英語研修旅行参加

英語を話すのは、こんなに楽しい。
そう思えたのが一番の収穫。

【左】田中 瞳子(関西学院中学部・3年生)

 夏休みを利用して、ニュージーランドのクライストチャーチにある学校に2週間通いました。私を含め20人が参加したのですが、現地で一緒に受けた授業が印象的でした。日本での授業は、先生が板書してノートに書き写すことが多いのですが、現地の授業は自分の意見を発表する機会が多く、学び方がずいぶん違うなと感じました。また、私が特に良かったと思うのは、ホストファミリーや同世代の生徒といろいろなことを話せたこと。日本でもネイティブの先生に質問に行ったりして英語で話す機会はありましたが、ランチタイムや夜の団欒の時間に打ち解けて話す英語はそれとは全然違うものなんです。文法に気をつける必要もないし、こちらがうまく言えなければ相手の方から聞いてくれます。そんな体験を通して、英語を話すことはこんなに楽しいんだと知りました。

折り紙を丁寧に指導

幼稚園児たちに日本文化の一つである折り紙を丁寧に指導。

インド親善訪問旅行参加

今急成長している国の勢いを
自分の目で見て、驚きました。

【右】森澤 賢大(関西学院中学部・3年生)

 インドに行ってびっくりしたのは、同じ国なのに農村部と都市部でまるで生活が違ったことです。僕たちは最初、空港から車で4・5時間のところにある農村に行きました。その村に水道はありましたが安心して飲める水ではなく、お湯も出ないし、暮らしのいろいろな部分で不便なことが多いという印象でした。でも別の日にニューデリーを訪れてみると、ビルがぎっしり立ち並んでいて車の交通量は多く、街のエネルギーに圧倒されるほど。おまけに泊めていただいたホストファミリーの家はとんでもない広さでした。どうしてこんなにも暮らしが違うのか、すごく不思議です。学校の授業では今一番発展している国としてインドのことを学びましたが、現地で実際に自分の目で見て、それを実感しました。帰国して両親に見てきたことを話しましたが、2人とも驚きながら聞いてくれました。

現地小学校でカバディに挑戦。言葉が通じなくてもつながれる。

高等部の国際体験

高等部では、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの名門校と提携を結んでおり、それぞれの学校で海外英語研修を実施しています。またこれに加え、GLP(グローバル・リーダープログラム)を受講している生徒だけが参加できる特別な海外体験プログラムも用意。発展途上のインドネシアやカンボジアを訪れて、一般的な海外研修では味わえない貴重な経験をすることができます。

中学部の国際体験

中学部では、生徒たちが成長期の早い段階で世界に触れる機会をつくるために、ニュージーランドの現地校を訪れるオセアニア英語研修旅行やインドの村などを訪問するインド親善訪問旅行の機会を設けています。それぞれ夏休みを利用し、約2週間程度で実施しています。またこのほかにも、韓国にある英語村を訪問したり、秋田県の国際教養大学(AIU)で国内研修を行うチャンスもあります。