Advanced K.G.

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Episode.3

夏季外国語研修

深く深く自分を見つめて、
揺るぎない考えを。

川上 裕也(国際学部・1年生)

川上 裕也(国際学部・1年生)

他語学力のアップだけでは深い会話につながらない。
自分への理解が、「話す力」を培っていく。

 夏休みの4週間を使い、オーストラリアのマッコーリー大学で英語を集中的に学びました。海外の授業は日本とは全く異なり、とにかくアクティブ。ゲーム方式で体を動かしたり、知らない人に話しかけるミッションがあったりと、楽しみながら表現を覚えられて、次第に英語を話すことに抵抗がなくなりました。たとえ発音に自信がなくても、ためらわずにどんどん英語を使っていくことが、語学力のアップにつながるのだと実感しました。
 しかし、そんな学びの中で会話を深めるためには、語学力以外にも必要なことがあると気付きました。ある授業で、先生から質問をされたのですが、その回答は「Yes/No」だけでは答えられないものばかり。例えば先生は僕に美術作品を見せて「これは何に見える?」と聞き、何か答えると「どこを見て、そう考えたの?」「何でそう思うの?」とまたさまざまな質問を投げかけてきます。一つの考えに対して、深く深く突き詰められていくのです。慣れないことで、僕は答えに詰まってしまいました。

  • 英単語当てゲーム

    授業で、英単語当てゲームをしている様子。クラスメイトと一緒に、楽しみながら英語力をつけていった。

  • ダンスバトル

    現地では、ダンスサークルの仲間とダンスバトルに出たことも。チームで取り組んで仲が深まった。

 どんな価値観や意見を持っているか。それは、普段から自分を掘り下げていないと答えられないものです。会話を深めるためには、文法や発音を学ぶだけではなく、自分と対話し、理解しておくことが大切だったのです。僕はここで、英語や日本語を越えた「会話において根本的に必要なこと」に気付かされたように思います。思い返せば、ほかにも、美術館で自分が好きだと感じた作品について論文を執筆するという課題もあったり、留学中には自分の理解を深めていく機会がたくさんありました。
 思いがけず、自分自身についてあれこれ考えたことがきっかけとなり、帰国後は、POPカルチャーやキリスト教以外の宗教など、今まで僕の興味がなかった世界についても知りたいと思うようになりました。自分が知らなかった新たな世界に触れたとき、自分は何を考えるか。今はそれが楽しみです。新たな世界へどんどん踏み出すことで、自分を形作り、人と話す力を磨いていきたいと思います。

■参加プログラムをCHECK!

外国語研修

夏休み・春休みを利用して、海外協定校で外国語を3週間~6週間集中的に学ぶ短期型の留学プログラムです。英語研修・中国語研修・朝鮮語研修・スペイン語研修合わせて年間約700名が参加しています。全ての学部学生を対象としていて、英語スコアを持っていなくても誰でも参加することができます。将来長期の留学を考えている方や就職前に英語力を強化したい方など、さまざまな目的で現地で外国語を学びたいと考えている方にオススメです。